漁川の上流・・・・恵庭岳へと続く深い緑の渓谷を抜けると、やがて眼前にえにわ湖が広がってくる。えにわ湖は漁川ダムの建設によって造られた人造湖で、その湖周辺にはさまざまな表情を見せる、緑の空間が広がっている。
漁川ダムは昭和57年に造られたロックフィルダムで、高さ45.5m、堤頂長は270mの長さを誇る。えにわ湖はこのダムの足下に悠然と横たわっており、昼は両岸の緑が、そして夕には沈み行く太陽が湖面を彩る。自然の彩りが物静かな水面(みなも)を刻々と塗り変える様は、まさに時を忘れさせる美しさであり、見た者の心を和ませる。
ダムの堤下には、市民の手によって桜の木が植えられた桜公園と自由広場があり、春から秋にかけて、多くの市民で賑わっている。さらに上流へと足をのばすと、切り立った断崖絶壁の景観が広がり、恵庭岳の麓へ続く。そして、そこが漁川の源流域となっている。